#225 打ち合わせで他の話題に切り替える|フランス語のビジネスフレーズ

会議や打ち合わせ、業務連絡の中で、「別のポイントに移りたい」「新しい話題に切り替えたい」と感じる場面はよくあります。
このような場面では、前置きやクッション表現を使って自然に話題を切り替えることが重要です。
ここでは、打ち合わせで他の話題に切り替える際に使うフランス語表現を解説します。
会話例

Le projet avance bien, mais il reste encore quelques points à régler.
(プロジェクトは順調ですが、まだいくつか調整が必要です)

D’accord, merci pour ces précisions.
(なるほど、ご説明ありがとうございます)

Au fait, j’aimerais vous poser une question concernant la réunion de demain.
(ところで、明日の会議について尋ねたいことがあるのですが?)

Bien sûr, je vous écoute.
(もちろんです、お聞きします)

Est-ce que l’horaire a été confirmé ?
(会議の時間は確定していますか?)

Oui, la réunion est prévue à 10 heures.
(はい、会議は10時に予定されています)
1. 話題転換の合図を入れる
話題を変えるときは、何の前触れもなく新しい話を始めるよりも、「これから別の話題に移ります」という合図を入れると自然な切り替えができます。
- Au fait, (ところで〜)
“au fait” は、「ところで」「そういえば」を意味する表現です。会話の流れに差し込むように使い、文頭に置いて話題を切り替える役割があります。
- Au fait, vous avez confirmé l’horaire ?
(ところで、時間はもう確認されましたか?) - Au fait, vous partez demain ?
(そういえば、明日出発されるんですか?)
また、フランス語では “au fait” 以外にもいくつか話題転換の表現があります。それぞれニュアンスが異なり、場面や意図に応じて使い分けることがポイントです。
- À propos,
(ところで/そういえば) - D’ailleurs,
(ちなみに)
“À propos”(ところで/そういえば)は、 “au fait” と同様に、現在の話題に関連した内容に自然に繋げることができる表現です。
一方、D’ailleurs(ちなみに)は単なる話題転換というより、補足や追加説明に近い表現です。そのため、現在の話題に一言付け加えるときに使われることが多いです。
2. 新しい話題について話す
話題を変えた後は、何について話したいのかを具体的に伝えることが重要です。これにより相手は話題が切り替わったことを明確に意識できます。
- J’aimerais vous poser une question concernant la réunion de demain.
(明日の会議について尋ねたいことがあるのですが)
“j’aimerais” は動詞 aimer の条件法現在で、「私は〜したいのですが」という控えめな言い方です。
ここで単純に “je veux” を使うと、「私は〜したいです」と気持ちを直接的に述べる形になり、場面によっては少し強く聞こえることがあります。
それに対して “j’aimerais” は、「もし可能であれば」「差し支えなければ」という婉曲的な響きを持ち、相手に配慮した表現になります。
さらに、concernant は「〜に関して/〜について」という意味で、話題を示す前置詞のように使われる表現です。ここでは “la réunion de demain” を後ろに置くことで、質問のテーマを明示しています。
- J’ai une question concernant ce point.
(この点について質問があります) - Concernant votre demande, je vous répondrai dans la journée.
(ご依頼については、本日中にご返答します)
このように concernant を使うと「何についての質問か」が明確になります。その結果、話題転換が唐突にならず、相手にとって理解しやすい表現になります。
3. 会話をスムーズに続ける
新しい話題に移ったら、相手が答えやすい形で会話を続けることが重要です。
- Est-ce que l’horaire a été confirmé ?
(会議の時間は確定していますか?)
この文の “a été confirmé” は、動詞 confirmer の受動態(être + 過去分詞)を、複合過去で用いた形です。
受動態を使うことで、「誰かが時間を確定した」というよりも「時間が確定された状態」にあることに焦点を置くことができます。
- On a confirmé l’horaire.
(誰かが時間を確定した)
→ 能動文にすると、「誰が行ったか」を前面に出した言い方になる。 - L’horaire a été confirmé.
(時間が確定された)
→ 受動態にすることで、客観的な事実を示す表現になる。
このように受動態は、会議、予定、書類、申請など、「誰がしたか」よりも「確定しているかどうか」が重要な場面でよく使われます。
さらに、相手が「はい/いいえ」で答えられる質問(クローズドクエスチョン)の形になっている点もポイントです。
話題を変えた直後にいきなり複雑な質問をすると相手の負担が大きくなりますが、このように選択肢が限定された形で尋ねることで、会話を無理なく続けることができます。
まとめ
- Au fait / À propos
→ 自然に話題を切り替えるための合図。 - Concernant ~
→ 何についての話題かを明確にする言い方。 - a été confirmé
→ 受動態を使い、話の内容を客観的に伝える。






