会話フレーズ

#268 美容院の予約をキャンセルする|フランス語の生活フレーズ

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Izumi
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美容院を予約した後、体調不良や予定変更などで予約をキャンセルしなければならないことがあります。

美容院のスタッフにキャンセルを伝える場合、お詫びを添えたり、今後の予約はどうするかを伝えることで、より丁寧で自然な印象になります。

そこで今回は、会話例の流れに沿って、美容院の予約をキャンセルする場面で使えるフランス語表現を解説します。

会話例

A
A

Bonjour, j’ai un rendez-vous cet après-midi pour une coupe.
(こんにちは。今日の午後、カットの予約をしています)

B
B

Oui, à quel nom, s’il vous plaît ?
(はい、お名前をお願いします)

A
A

Au nom de Tanaka. Je suis désolé(e), mais je voudrais annuler mon rendez-vous.
(タナカと申します。申し訳ないのですが、予約をキャンセルしたいです)

B
B

Je comprends. Est-ce que vous souhaitez reprendre rendez-vous ?
(承知しました。予約を取り直されますか?)

A
A

Pas pour le moment, merci. Je vous rappellerai plus tard.
(今のところは大丈夫です。また後ほど連絡します)

B
B

D’accord. Merci de nous avoir prévenus.
(承知しました。事前にご連絡いただきありがとうございます)

1. 予約内容を伝える

キャンセルを伝える前に、予約内容について説明すると、その後のやりとりがスムーズに進みます。

例文
  • J’ai un rendez-vous cet après-midi pour une coupe.
    (今日の午後、カットの予約をしています)

avoir un rendez-vous は「予約・約束がある」という表現です。rendez-vous は「予約・約束」を表し、美容院・面談・仕事の打ち合わせといった幅広い場面で使われます。

なお、レストランやホテルの「予約」には réservation が使われることが多いですが、美容院や病院のように「特定の人との予定・面会時間」を表す場面では rendez-vous が一般的です。

また、cet après-midi は「今日の午後」という意味です。ce / cet / cette は「この・その」を表す指示形容詞です。指示形容詞は修飾する名詞の性(男性・女性)と数(単数・複数)によって形が変化します。

ポイント
  • ce:男性単数名詞
  • cet:母音・無音hで始まる男性単数名詞
  • cette:女性単数名詞
  • ces:複数名詞

今回の après-midi(午後)は男性名詞ですが、母音で始まるため、ce ではなく cet が使われています。

そして、pour une coupe で「カットのために」という意味になります。“pour + 名詞” は「〜のために」「〜を目的として」を表し、美容院で施術内容を伝える際に役立つ表現です。

2. 予約キャンセルを丁寧に伝える

本題となるのが、予約のキャンセルを伝える表現です。

例文
  • Je suis désolé(e), mais je voudrais annuler mon rendez-vous.
    (申し訳ないのですが、予約をキャンセルしたいです)

この文では、まず Je suis désolé(e), mais…(申し訳ないのですが…)と前置きすることで、相手への配慮を示しています。désolé は「申し訳なく思う」「残念に思う」という気持ちを表す形容詞であり、話者が女性の場合は désolée と語尾に -e が付きます。

依頼やキャンセルのように相手に手間をかける内容を伝える場合、いきなり本題に入るよりも、このように謝罪やクッション表現を添えると丁寧な印象になります。

そして、voudrais は動詞 vouloir(〜したい)の条件法現在形です。条件法を使うことで、「〜したいのですが」と、相手に配慮しながら希望を伝えることができます。

また、annuler は「キャンセルする」「取り消す」という動詞です。annuler の後ろにキャンセルする対象を置くことで、「〜をキャンセルする」という表現になります。

関連表現
  • annuler une réservation
    (予約をキャンセルする)
  • annuler une réunion
    (会議をキャンセルする)

3. 再予約について確認する

予約をキャンセルした際、別の日に予約を変更するかどうかスタッフから聞かれることがあります。

例文
  • Est-ce que vous souhaitez reprendre rendez-vous ?
    (予約を取り直されますか?)

souhaiter は「望む」「希望する」という意味の動詞です。同様の意味を持つ vouloir(〜したい)よりもフォーマルで、接客やビジネスの場面でよく使われます。

“souhaiter + 不定詞”で「〜することを希望する」となり、例文では reprendre rendez-vous(予約を取り直す)という表現が続いています。

関連表現
  • prendre un rendez-vous
    (予約を取る)
  • reporter un rendez-vous
    (予約を延期する)
  • changer un rendez-vous
    (予約を変更する)

4. 改めて連絡することを伝える

会話例では、スタッフから再予約をすすめられた際、また改めて連絡することを伝えています。

例文
  • Pas pour le moment, merci. Je vous rappellerai plus tard.
    (今のところは大丈夫です。また後ほどご連絡します)

Pas pour le moment は、「今のところは〜しません」「今は大丈夫です」という意味の表現です。「今は必要ないが後で変わる可能性はある」という余地を残した、柔らかい断り方になります。

そして、rappellerai は動詞 rappeler の単純未来形です。単純未来形は「これから〜します」という未来の行動を表す時制で、ここでは「後でこちらから連絡します」という意思表示として使われています。

rappeler は「再度連絡する」「再び電話する」という意味で、「電話する」を表す動詞 appeler とセットで覚えると便利です。

注意点として rappeler は活用によってつづりが変わり、単純未来形の rappellerai のように一部の活用ではアルファベット “ l ” が2つになります。

これは語幹の発音を保つための綴り変化で、同じように現在形でも je rappelle となり、“ l ” が2つ重なる形になります。

ポイント
  • 不定形:rappeler
  • 単純未来形(1人称単数):je rappellerai
  • 現在形(1人称単数):je rappelle

最後に、文末の plus tard は「後で」「あとで」という意味です。この表現を使うことで、具体的な時間を指定せずに後で連絡することを伝えられます。

まとめ

今回のフランス語フレーズ
  • J’ai un rendez-vous 〜
    → キャンセルする前に、自分の予約内容を説明する。
  • Je voudrais annuler mon rendez-vous.
    → 条件法現在 voudrais で丁寧にキャンセルを伝える。
  • Est-ce que vous souhaitez reprendre rendez-vous ?
    → “souhaiter + 不定詞” で希望を丁寧に確認する。
  • Je vous rappellerai plus tard.
    → 単純未来形 rappellerai で、後日改めて連絡することを伝える。

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