#265 会議を欠席することを伝える|フランス語のビジネスフレーズ

仕事の都合や体調不良、急な予定変更などによって、会議を欠席しなければならないことがあります。
欠席する旨を連絡する場合、ただ「参加できません」と伝えるのではなく、理由を簡潔に説明しつつ、相手への配慮を示すことが重要です。
そこで今回は、会議を欠席することを伝える際に使うフランス語表現を、会話例や文法ポイントと合わせて解説していきます。
会話例

Je suis désolé, mais je ne pourrai pas assister à la réunion cet après-midi.
(申し訳ありませんが、本日の午後の会議には参加できません)

Ah bon ? Est-ce qu’il y a un problème ?
(そうなのですか?何か問題があるのですか?)

Oui, j’ai un rendez-vous imprévu qui vient d’être fixé.
(はい、急な予定が入ってしまいました)

Je comprends. Merci de nous avoir prévenus.
(承知しました。事前に知らせてくださってありがとうございます)

Je vous enverrai un résumé de mon avancement avant la réunion.
(会議前に進捗状況をまとめてお送りします)

Parfait, merci beaucoup.
(助かります、ありがとうございます)
1. 会議の欠席を伝える
会議を欠席する際は、最初に配慮を示す一言や前置きを入れると丁寧な印象になります。
- Je suis désolé, mais je ne pourrai pas assister à la réunion.
(申し訳ありませんが、会議に参加できません)
Je suis désolé は、「申し訳ありません」「残念ですが」といったニュアンスで、相手への配慮を示す表現です。直後に mais(しかし)を続けることで、「申し訳ないのですが、実は〜です」という流れを作り、欠席という本題を自然に切り出すことができます。
そして、je ne pourrai pas は、動詞 pouvoir(〜できる)の単純未来形 pourrai を否定形にしたもので「(予定されていることについて)〜できません」という意味になります。
現在形の je ne peux pas ではなく、単純未来形の je ne pourrai pas を使うことで、「今この瞬間できない」というよりも、「予定されている会議に参加できない」という将来の見込みを伝えるニュアンスになります。
また、assister à ~ は「〜に出席する」「〜に参加する」という意味です。ここで注意したいのは、assister の後ろには前置詞 à が必要になる点です。
- assister à une réunion d’équipe
(チーム会議に参加する) - assister à une visioconférence
(オンライン会議に参加する)
英語では attend a meeting のように目的語をそのまま続けますが、フランス語の場合は “assister à + 名詞” の形になります。
2. 欠席の理由を説明する
会議を欠席する理由を伝える場合、次のように説明します。
- J’ai un rendez-vous imprévu qui vient d’être fixé.
(急な予定が入ってしまいました)
J’ai un rendez-vous は「約束があります」「予約があります」という表現です。ai は動詞 avoir(持っている)の1人称単数形で、rendez-vous は「待ち合わせ」「予約」などを表す名詞となります。
imprévu は「予期していなかった」「急な」という意味の形容詞です。ここでは un rendez-vous を修飾しており、「急な予定」「予期していなかった約束」となります。
後半の qui vient d’être fixé について、qui は関係代名詞で、前にある un rendez-vous imprévu を説明しています。
また、“venir de + 不定詞” は近接過去と呼ばれる構文で、「〜したばかり」という直近の過去の行動を表す表現です。
- Je viens d’arriver.
(到着したばかりです) - Il vient de partir.
(彼は出発したばかりです)
今回の文では、vient d’être fixé となっており、être fixé は動詞 fixer(決める・設定する)の受動態(être + 過去分詞)で、「決められる」「設定される」という意味になります。
つまり、“venir de + être + 過去分詞” で「〜されたばかり」となり、qui vient d’être fixé は「つい先ほど決まった」「急に予定が入った」というニュアンスになります。
3. 代わりの対応を伝える
会議を欠席する場合でも、事前に資料を送ったり、必要な情報を共有したりするなど、参加できない分を補う対応を示すことが大切です。
- Je vous enverrai un résumé de mon avancement avant la réunion.
(会議前に進捗状況の要約をお送りします)
enverrai は、動詞 envoyer(送る)の単純未来形です。現在形の j’envoie が「送ります/送っています」という現在の行為を表すのに対して、単純未来形の j’enverrai は「これから送ります」という、今後の具体的な対応を表します。
また、un résumé de mon avancement は「私の進捗状況の要約」という意味で、 résumé は「要約・概要」、avancement は「進捗・進行状況」を表します。
ここでは、会議に参加できない代わりに、現在の進行状況を共有するための資料を指しています。
- Je vous enverrai les documents nécessaires.
(必要な資料をお送りします) - Je vous ferai parvenir mon rapport avant la réunion.
(会議前に報告書をお送りします)
なお、faire parvenir 〜 は「〜を届ける/送付する」という、envoyer よりも少しフォーマルな表現で、資料や報告書を送るときによく使われます。
まとめ
- Je suis désolé, mais je ne pourrai pas assister à la réunion.
→ 会議を欠席する旨を丁寧に伝える。 - J’ai un rendez-vous imprévu.
→ 欠席理由として、急な予定が入ったことを説明する。 - Je vous enverrai un résumé de mon avancement.
→ 会議を欠席する際の代わりとなる対応を伝える。





