会話フレーズ

#263 会議に遅れることを連絡する|フランス語のビジネスフレーズ

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Izumi
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会議や打ち合わせに遅れそうなときは、できるだけ早く関係者に連絡を入れることが大切です。

特に仕事の場面では、このように事前にきちんと伝える姿勢が信頼につながります。

そこで今回は、実際の場面を想定した会話例に従って、会議に遅れることを連絡する際に使うフランス語表現を解説します。

会話例

A
A

Je suis désolé, mais je vais arriver un peu en retard à la réunion.
(申し訳ないのですが、会議に少し遅れそうです)

B
B

Je comprends. Tout va bien ?
(わかりました。大丈夫ですか?)

A
A

Oui, il y a beaucoup de circulation ce matin.
(はい、今朝は交通渋滞がひどくて)

B
B

Savez-vous à quelle heure vous arriverez ?
(何時頃到着できそうですか?)

A
A

Je pense arriver vers 10 h 15. Je suis vraiment désolé pour le retard.
(10時15分頃には着くと思います。遅れてしまい本当に申し訳ありません)

B
B

Pas de problème. Nous commencerons sans vous.
(問題ありません。先に始めておきます)

1. 遅れることを伝える

会議に遅れることが分かった時点で、まずは状況を簡潔に伝えることが重要です。

例文
  • Je vais arriver un peu en retard à la réunion.
    (会議に少し遅れそうです)

Je vais arriver は 動詞 aller(行く)の現在形 vais に、不定詞 arriver(到着する)を続けた、近接未来と呼ばれる構文です。

近接未来は “aller + 不定詞” の形で、「これから〜する」「〜する予定だ」という、近い未来やすでに起こる見込みがあることを表します。

今回のような遅刻の連絡では、すでに状況が見えており、「このままだと遅れる見込みである」という判断を伝えるために近接未来が使われています。

関連表現
  • Je vais arriver dans dix minutes.
    (10分後に到着します)
  • Je vais vous rejoindre un peu plus tard.
    (少し遅れて合流します)

また、en retard(遅れて/遅刻して)を加えることで、「遅れて到着する」という意味になります。さらに「少し」を意味する un peu も使うことで、「少し遅れそうです」と表現を柔らかくしています。

ただし、大幅に遅れる場合に un peu を使うと不自然になることがあります。数分〜10分程度の遅れならばともかく、それ以上遅れる場合は具体的な時間を伝える方が誠実な印象を与えます。

関連表現
  • Je vais avoir environ trente minutes de retard.
    (30分ほど遅れそうです)

2. 理由を簡潔に説明する

遅刻の連絡では、理由を伝えることで相手に安心感を与えられます。そして説明の際は、長い言い訳は避け、短く簡潔に伝える方が大切です。

例文
  • Il y a beaucoup de circulation ce matin.
    (今朝は交通渋滞がひどくて)

Il y a は、「〜がある」「〜がいる」という意味の表現です。特に状況を客観的に説明する場面で役立ち、今回のように交通状況や混雑の様子を表す際にもよく使われます。

なお、主語の il は特定の「彼」を指す人称代名詞ではなく、形式主語となります。フランス語では天気や時間、状況を表すときにこのような非人称の il がよく使われます。

関連表現
  • Il pleut.
    (雨が降っています)
  • Il est tard.
    (遅い時間です)

また、“beaucoup de + 名詞” で「たくさんの〜」という意味になります。

beaucoup de circulation で「多くの交通(量)」、つまり「道路が混んでいる」という状況を伝えています。なお、beaucoup de の後には冠詞は付けず、そのまま名詞を置く点に注意しましょう。

3. 到着予定時間を伝える

相手が予定を立てやすくなるよう、到着予定時間を伝えることも重要です。仕事の場面では、「何時頃に到着できそうか」を具体的に伝えることで、相手側も会議の進行を調整しやすくなります。

例文
  • Je pense arriver vers 10 h 15.
    (10時15分頃に到着すると思います)

“penser + 不定詞” は、「〜すると思う」「〜しそうだ」という見込みや予想を伝える表現です。特に、現在の状況から判断した予定や見通しを、断定を避けながら伝える時によく使われます。

Je pense arriver は直訳すると「私は到着すると考えています」という意味ですが、実際には「そのくらいに着けそうです」と予測を控えめに表すニュアンスで使われています。

なお、penser と同様に「〜を思う」を表す動詞として croire がありますが、両者はニュアンスが少し違います。

penser は、現在の状況に基づいた「考え・判断・見込み」を表し、到着時間や予定を伝える場面で使います。一方、 croire は「信じる」「そうだと思う」という意味合いが強く、話し手の認識や推測に基づいて説明する場面で使います。

ポイント
  • Je pense arriver vers 10 h 15.
    (10時15分頃に到着すると思います)
    → 「今の状況から考えると〜」という見込みを表す。
  • Je crois qu’il est déjà parti.
    (彼はもう出発したと思います)
    → 「確実ではないが、たぶんそうだと思う」というニュアンスを示す。

そのため、会議に遅れている場面で到着予定を伝えるなら、予定・見込みを伝える penser を使う方が自然です。

まとめ

今回のフランス語フレーズ
  • Je vais arriver un peu en retard à la réunion.
    → 会議に遅れることを伝える。
  • Il y a beaucoup de circulation ce matin.
    → 遅刻理由を簡潔に説明する。
  • Je pense arriver vers 10 h 15.
    → 動詞 penser を用いて到着予定時間を伝える。

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