会話フレーズ
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#213 在宅勤務に切り替える|フランス語のビジネスフレーズ

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Izumi

体調不良や家庭の事情、交通トラブルなどにより、急遽オフィス勤務から在宅勤務へ切り替える必要が出てくることがあります。

そのような場面では、理由を簡潔に伝えつつ、業務に支障がないことをしっかり説明することが重要です。

ここでは、在宅勤務への変更を伝える際に役立つフランス語表現を、会話例の流れに沿って解説します。

会話例

A
A

Bonjour, je voulais vous informer que je vais travailler depuis chez moi aujourd’hui.
(こんにちは。本日は在宅勤務に切り替えさせていただきたいのですが)

B
B

D’accord. Est-ce qu’il y a un problème particulier ?
(わかりました。何か事情があるのでしょうか?)

A
A

Oui, j’ai un léger problème de santé, mais je peux travailler normalement à distance.
(はい、少し体調が優れないのですが、在宅でも通常通り業務は可能です)

B
B

Parfait, bon rétablissement.
(了解しました。お大事にしてください)

A
A

Merci beaucoup.
(ありがとうございます)

1. 在宅勤務に切り替えることを伝える

在宅勤務に切り替える際は、以下のように相手にその旨を伝えます。

例文
  • Je voulais vous informer que je vais travailler depuis chez moi aujourd’hui.
    本日は在宅勤務に切り替えさせていただきたいのですが

文頭の “Je voulais” では動詞 vouloir(〜したい)の半過去形 voulais が使われ、直訳すると「私は〜したかった」 になります。この場合は単純な過去ではなく、現在の依頼や報告を控えめに伝えるための婉曲表現として使われています。

次に、“vous informer que” の部分を見ると、“informer quelqu’un que ~”(人に〜ということを知らせる)という形になっています。

que 節以降に「知らせる内容」を置くことで、何を伝えるのかを明確に示せるため、ビジネスの連絡でとても使いやすい構文です。

関連表現
  • Je vous informe que la réunion est annulée.
    (会議が中止になったことをお知らせします)
  • Je vous informe que je travaillerai à distance aujourd’hui.
    (本日在宅勤務であることをお知らせします)

そして que 節の “je vais travailler” は近接未来(aller + 不定詞)で、「これから働く予定です/働くことになっています」という意味になります。

フランス語の近接未来は、「これから起こること」や「すでに決まっている予定」を表す際に使われます。今回の文では「今日これから在宅で勤務する予定です」という、現在の状況に基づいた予定を伝えています。

2. 理由を説明する

在宅勤務に変更する際は、体調不良や急な事情などの理由を以下のように説明します。

例文
  • J’ai un léger problème de santé.
    (少し体調が優れません)

“J’ai 〜” は動詞 avoir の現在形1人称単数形で、「私は〜を持っている」から転じて、「〜の状態である」という意味になります。このようにフランス語では、体調や状況を述べる際に avoir を使うことが多くあります。

関連表現
  • J’ai un problème.
    (問題があります)
  • J’ai un rhume.
    (風邪をひいています)
  • J’ai un empêchement.
    (都合がつきません/やむを得ない事情があります)

また、“un léger problème” では「軽い」という意味の形容詞 léger を使い、体調不良の程度を表しています。

この語が入ることで、文全体の印象が大きく変わる点に注目です。

ポイント
  • J’ai un problème de santé.
    (健康上の問題があります)
    → 文脈によってはやや深刻に聞こえる可能性がある
  • J’ai un léger problème de santé.
    (少し体調に問題があります)
    → 深刻すぎない印象になる

フランス語では内容を弱める単語を足して、角を取ることがよくあります。相手に不要な心配をかけないためにも、léger のような緩和語はとても便利です。

同じような働きをするフランス語としては、次のようなものもあります。

関連表現
  • un petit souci
    (ちょっとした問題)
  • un léger retard
    (少しの遅れ)
  • un peu de fatigue
    (軽い疲れ)

3. 在宅でも働けることを伝える

在宅勤務への変更を伝える場合、理由だけ伝えて終わると、「仕事に影響があるのでは」と思われてしまいます。そのため、仕事は通常どおり進められることを伝えるのも大切です。

例文
  • Je peux travailler normalement à distance.
    (在宅でも通常通り業務が可能です)

ここで使われている peux は、動詞 pouvoir(〜できる) の現在形です。“pouvoir + 不定詞” で、「〜することができる」という意味になります。

normalement は、「通常どおりに/業務に支障なく」という意味の副詞です。この副詞が入ることで、単なる「働けます(=travailler)」ではなく、「普段と同じように働けます(=travailler normalement)」というニュアンスが加わります。

そして、“à distance” は、「リモートで/遠隔で」という意味の表現です。直訳すると「距離をおいて」ですが、ビジネスでは在宅勤務やオンラインでの業務を表す定番の言い回しとして使われます。

関連表現
  • travailler à distance
    (在宅勤務をする/リモートで働く)
  • réunion à distance
    (オンライン会議)
  • enseignement à distance
    (オンライン授業)

まとめ

今回のフランス語フレーズ
  • Je voulais vous informer que ~
    → 在宅勤務への変更を伝える表現。
  • J’ai un léger problème de santé
    → 理由を伝えるためのフレーズ。
  • Je peux travailler normalement à distance
    → 業務に支障がないことを示す。
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