ホテルをチェックアウトする時の表現｜フランス語の旅行会話

旅行の最終日には、ホテルでチェックアウトの手続きをする必要があります。

フロントで宿泊費を支払ったり、鍵を返却したりする際にフランス語で基本的なやり取りができると安心です。

今回は、ホテルをチェックアウトするときに役立つフランス語フレーズと文法のポイントを解説します。

会話例

A

Bonjour, je voudrais régler ma note, s’il vous plaît.
（ボンジュール, ジュ ヴドゥレ レグレ マ ノート, シル ヴ プレ）
こんにちは、チェックアウトをお願いします。

B

Très bien, vous avez consommé quelque chose du minibar ?
（トレ ビヤン, ヴ ザヴェ コンソメ ケルク ショーズ デュ ミニバー？）
承知しました。ミニバーをご利用になりましたか？

A

Non, rien du tout.
（ノン, リヤン デュ トゥ）
いいえ、何も利用していません。

B

D’accord. Voici le montant total : 120 euros.
（ダコール. ヴォワシ ル モンタン トタル: サンヴァン ユーロ）
かしこまりました。合計金額は120ユーロです。

A

Je peux payer par carte ?
（ジュ プ ペイエ パル カルト？）
カードで支払えますか？

B

Oui, bien sûr. Merci pour votre séjour et bon voyage !
（ウィ, ビヤン スュール. メルスィ プール ヴォートル セジュール エ ボン ヴォワイヤージュ！）
はい、もちろんです。ご宿泊ありがとうございました。よいご旅行を！

会話のポイント解説

1. チェックアウトの依頼表現

チェックアウトの際によく使われるのは次のフレーズです：

“Je voudrais 〜” は「〜したいのですが」という丁寧な依頼表現です。

vouloir（〜したい）の条件法現在を使うことで、控えめで柔らかいニュアンスになります。英語の “I’d like to check out” にあたる定番フレーズです。

また、“ma note” は「請求書」という意味です。レストランでは l’addition（勘定）を使いますが、ホテルでは note が一般的です。

2. 追加料金やミニバー利用の確認

チェックアウト時にはホテルスタッフが追加利用の有無を確認します。

consommer は「消費する/利用する」という意味の動詞です。飲食関連やサービス利用の確認に使われます。

“quelque chose” は「何か」。つまり「何か利用しましたか？」というニュアンスとなります。

ミニバーの他、ルームサービス（le service）もよく確認される項目です。

3. 支払いの仕方を聞く

合計金額を提示されたら、支払い方法を確認します。

フランスでは現金払いよりもカード払いが主流ですが、地方や小規模のホテルでは現金が必要なこともあります。

このように、会計場面で「カードか現金か」を聞かれることも多いです。

4. 別れの挨拶表現

支払いが終わると、ホテルスタッフは感謝や見送りの言葉をかけてくれます。

旅行の最後にこうした言葉を交わせると、気持ちよく出発できます。さらにフランス語で「ありがとう」と返すとさらに好印象です。

まとめ

泉（Izumi）

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このサイトではフランス語学習者に向けて、フランス語の文法をわかりやすく解説しています。