#116 美容院でカラーリングの色を相談する時の表現|フランス語の生活フレーズ

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Izumi

美容院でカラーリングをする際、希望の髪色や仕上がりのイメージを言葉で伝える必要があります。

カラーリングは細かなニュアンスが多いため、「どんな色にしたいか」「どのくらい明るくしたいか」「どんな雰囲気に仕上げたいか」を明確に伝えることが大切です。

今回は、美容院でカラーリングの相談をする際に使えるフランス語表現を解説していきます。

会話例

A
A

Bonjour ! J’ai rendez-vous pour une coloration.
(こんにちは。カラーリングの予約をしています)

B
B

Installez-vous. Quelle couleur souhaitez-vous aujourd’hui ?
(どうぞお掛けください。本日はどんな色をご希望ですか?)

A
A

J’aimerais une couleur un peu plus claire, peut-être un châtain doré.
(今より少し明るめで、ハニーブラウンのような色にしたいです)

B
B

Voulez-vous un résultat naturel ou quelque chose de plus marqué ?
(自然な仕上がりと、はっきりした色味のどちらがよろしいですか?)

A
A

Plutôt quelque chose de naturel, mais avec un peu de lumière autour du visage.
(自然な感じがいいですが、顔周りには少し明るさを入れたいです)

B
B

D’accord. Souhaitez-vous voir quelques exemples dans le nuancier ?
(かしこまりました。色見本をご覧になりますか?)

A
A

Oui, je veux bien. Et si la couleur est trop chaude, serait-il possible de l’adoucir ?
(はい、お願いします。もし色味が強すぎる場合は、少し柔らかくできますか?)

B
B

Bien sûr, nous pouvons ajuster les tons.
(もちろんです。トーンを調整できます)

A
A

Très bien, merci beaucoup.
(わかりました、ありがとうございます)

1. 希望の色を伝える

最初に聞かれるのが 「どんな色がいいですか?」 という質問です。ここでは、自分の希望をできるだけ具体的に伝えることが大切です。

  • J’aimerais une couleur un peu plus claire.
    (今より少し明るい色にしたいです)

色は 「明るさ(claire/foncée)」と「色味(doré, froid, chaud)」 の2項目で伝えると、美容師がイメージをつかみやすくなります。

さらに具体的にしたい場合は:

  • un châtain doré(ハニーブラウン系)
  • un blond froid(寒色寄りのブロンド)
  • un brun chocolat(チョコレートブラウン)

フランス語は色のバリエーションが多いので、細かいニュアンスを表現できます。

2. 仕上がりの雰囲気を説明する

次に、美容師に仕上がりの雰囲気について説明します。

  • Je préfère un résultat naturel.
    (自然な仕上がりがいいです)
  • Je voudrais quelque chose de plus marqué.
    (もっとはっきりした色にしたいです)

自然な印象か、はっきりした色味かなど、仕上がりのニュアンスを共有します。「どう見せたいか」を説明することがポイントです。

また、部分的な明るさを希望する場合は次の表現が役立ちます。

  • J’aimerais ajouter un peu de lumière autour du visage.
    (顔周りに少し明るさを入れたいです)

ここでの lumière(光)は、「ハイライト」という美容用語の意味で使われています。

3. 色味(トーン)の微調整を相談する

ベースの色が決まったら、暖色・寒色のバランス、強さなどの微調整を相談します。

  • Est-ce que la couleur peut être un peu plus froide / plus chaude ?
    (色味を少し寒色寄り/暖色寄りにできますか?)

色の印象は、froid(寒色)やchaud(暖色)の調整で大きく変わります。

  • Pourriez-vous adoucir la couleur ?
    (色味をもう少し柔らかくできますか?)

adoucir は「柔らかくする」「トーンを落ち着かせる」という意味で、強すぎる色味を抑えたい時に使える便利な単語です。

4. 色見本で確認/相談する

希望を伝えたら、色見本を使って具体的にヘアカラーを確認します。また、気になる点があればアドバイスをもらいましょう。

  • Puis-je voir des exemples dans le nuancier ?
    (色見本を見せてもらえますか?)
  • Est-ce que cette teinte me conviendrait ?
    (この色は私に似合いそうですか?)

プロの意見を聞くことで、より自分に合う髪色を選ぶことができます。

まとめ

  • J’aimerais une couleur plus claire / plus foncée.
    → 希望する明るさを伝える表現。
  • Je préfère un résultat naturel.
    → 仕上がりの質感や雰囲気を相談する。
  • Est-ce que la couleur peut être plus froide / plus chaude ?
    → 色味のトーン調整を依頼する表現。
  • Puis-je voir des exemples dans le nuancier ?
    → 色見本を見たいときのフレーズ。
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