#293 チーム内で役割分担を確認する|フランス語のビジネスフレーズ

チームでプロジェクトを進める際には、誰がどの作業を担当するのかを明確にしておくことが重要です。
会議やプロジェクトの開始時にそれぞれの担当範囲や責任を確認しておくことで、スムーズに業務を進められます。また、途中でタスクを再調整する場面でも、役割を明確に伝える表現を知っておくと便利です。
そこで今回は、チーム内で役割分担を確認する場面で役立つフランス語表現を解説していきます。
会話例

Avant de commencer, pouvons-nous clarifier les rôles de chacun ?
(始める前に、それぞれの役割を確認してもよいでしょうか?)

Oui, bien sûr.
(はい、もちろんです)

Qui s’occupe de la présentation ?
(プレゼン資料は誰が担当しますか?)

Je m’en occupe.
(私が担当します)

Très bien. Je vais préparer le rapport.
(分かりました。私はレポートを準備します)

Alors, commençons le travail.
(それでは仕事を始めましょう)
1. 役割確認の話を切り出す
会議や作業開始前には、役割を明確にするために次のように話を切り出しましょう。
- Avant de commencer, pouvons-nous clarifier les rôles de chacun ?
(始める前に、それぞれの役割を確認してもよいでしょうか?)
“avant de + 不定詞” の形で「〜する前に」を表し、Avant de commencer で「始める前に」となります。
ここで使われている commencer は「始める」という意味の動詞です。avant de の後ろでは動詞は活用せず、不定詞の形で置きます。
pouvons-nous は、動詞 pouvoir(〜できる)の1人称複数形 nous pouvons を倒置した形です。pouvons-nous のような倒置疑問文はフォーマルで丁寧な響きを持ち、会議やビジネスの場面でよく使われます。
また、clarifier は「明確にする」という動詞です。日常会話では少し硬めな印象ですが、会議や仕事の場面では自然に使えます。ここでは「役割をはっきりさせる」「認識をそろえる」というニュアンスです。
そして、les rôles de chacun は「それぞれの役割」という意味です。chacun は「各自」「一人ひとり」を表す代名詞で、ここではチーム内の各メンバーを指しています。
- Avant de commencer, définissons les responsabilités de chacun.
(始める前に、それぞれの責任範囲を決めましょう) - Pouvons-nous nous mettre d’accord sur les rôles ?
(役割について認識を合わせてもよいでしょうか?)
2. 担当者を確認する
次に、特定の作業を誰が担当するか確認します。
- Qui s’occupe de la présentation ?
(プレゼン資料は誰が担当しますか?)
qui は「誰」を意味する疑問詞で、ここでは「誰が〜しますか?」と確認するために使われています。
s’occuper de ~ は「〜を担当する」「〜の対応をする」という意味の代名動詞で、仕事や業務の役割分担を確認する場面でよく使われます。
フランス語では疑問詞 qui が主語になる場合、基本的に動詞は3人称単数形になります。そのため、この文では3人称単数形 s’occupe が使われています。
また、s’occuper de の後には名詞を置きます。la présentation は「プレゼンテーション」を意味しており、文脈によっては、発表資料やスライド全体を指す場合もあります。
- Qui est responsable de cette tâche ?
(このタスクの担当者は誰ですか?) - Qui va gérer ce dossier ?
(この案件は誰が対応しますか?)
3. 自分の担当を伝える
自分が担当する作業を明確に伝えることも大切です。
- Je vais préparer le rapport.
(私はレポートを準備します)
”je vais + 不定詞” は近接未来と呼ばれる構文で、「これから〜する」「〜する予定です」という意味を表します。会議や打ち合わせでは、担当する作業や今後の行動を伝える際によく使われます。
ここでは、aller(行く)の1人称単数形 vais の後に動詞 préparer(準備する)が続き、「私はレポートを準備します」「これからレポートを準備する予定です」という意味になります。
このように、近接未来は単に予定を述べるだけでなく、「その作業は自分が担当します」と申し出る際にも使われます。
また、le rapport は「そのレポート」を指します。ここでは、会議の中ですでに話題に上がっている特定のレポートを想定しているため、定冠詞 le が使われています。
- Je peux m’occuper de cette partie.
(この部分は私が担当できます) - Je prendrai en charge l’analyse.
(分析は私が担当します) - Je vais gérer la communication.
(連絡対応は私が担当します)
まとめ
- Pouvons-nous clarifier les rôles de chacun ?
→ 役割の確認について話を切り出す。 - Qui s’occupe de la présentation ?
→ Qui 〜?(誰が〜しますか?)を使い、担当者を確認する。 - Je vais préparer le rapport.
→ 近接未来を用いて自分の担当を伝える。




