#262 家具付き物件かどうかを確認する|フランス語の生活フレーズ

海外で部屋を借りる際、家具付き物件を利用することがあります。
特に長期滞在や留学、仕事での滞在では、ベッド・机・冷蔵庫などが備え付けられているかによって、初期費用や生活のしやすさが大きく変わります。
そこで今回は、家具付き物件かどうか確認する場面で役立つフランス語表現を解説していきます。
会話例

Excusez-moi, est-ce qu’il s’agit d’un appartement meublé ?
(すみません、こちらは家具付きの物件でしょうか?)

Oui, tout le mobilier essentiel est déjà fourni.
(はい、必要な家具はすでに揃っています)

Quels meubles y a-t-il exactement ?
(具体的にはどのような家具がありますか?)

Il y a un lit, une table, des chaises et un réfrigérateur.
(ベッド、テーブル、椅子、冷蔵庫があります)

Parfait, merci pour ces informations.
(わかりました。ご説明ありがとうございます)
1. 物件について尋ねる
家具付き物件かどうかを不動産会社や大家に確認したい場合は、以下のように尋ねます。
- Est-ce qu’il s’agit d’un appartement meublé ?
(家具付きの物件でしょうか?)
il s’agit de ~ は、「〜というものです」「〜に関するものです」という意味の表現です。
例文のように Est-ce qu’il s’agit de ~ ? と疑問文にすることで「それは〜ですか?」「〜に該当しますか?」という丁寧な確認表現になります。
また、meublé は「家具付きの」を表す形容詞です。もともとは動詞 meubler(家具を備え付ける)から来ており、appartement meublé で「家具付きアパート」「家具付き物件」という意味になります。
- L’appartement est-il meublé ?
(その部屋は家具付きですか?) - Est-ce qu’il y a des meubles dans l’appartement ?
(部屋に家具はありますか?)
2. 物件の説明を受ける
家具付き物件かどうか質問した後、会話例では次のように返答しています。
- Oui, tout le mobilier essentiel est déjà fourni.
(はい、必要な家具はすでに揃っています。)
mobilier は「家具」を意味する男性単数名詞です。1つひとつの家具を指す meuble とは異なり、mobilierは「家具類」というまとまり・概念を表す集合名詞となります。
essentiel は、「必要不可欠な」という意味の形容詞です。mobilier が男性単数名詞なので、形容詞も essentiel と男性単数形になります。
そして、tout は「全体/一式」を表す限定詞で、tout le mobilier essentiel とすることで、「必要な家具すべて」という意味になります。なお、tout は後ろに来る名詞の性・数に合わせて形が変わります。
- tout:男性単数
- toute:女性単数
- tous:男性複数
- toutes:女性複数
また、est déjà fourni は「すでに備え付けられている」という意味で、ここでは “être + 過去分詞” の受動態が使われています。
fournir は「提供する」「備え付ける」という意味の動詞で、過去分詞 fourni は例文では mobilier に合わせて男性単数形になっています。なお、女性名詞なら fournie、複数なら fournis / fournies のように形が変わります。
そして est fourni と受動態にすることで、物件の設備として「備え付けられている」「用意されている」という意味になります。
さらに déjà(すでに)を加えることで、「必要な家具一式は、すでに物件側で用意されていること」を強調しています。
3. 備え付けの家具を確認する
家具付き物件といっても、実際に何が備え付けられているかは物件によって異なります。具体的に何が含まれているのかを確認することが大切です。
- Quels meubles y a-t-il exactement ?
(具体的にはどのような家具がありますか?)
quel は「どの」「どのような」という意味の疑問形容詞で、後ろに来る名詞の性・数に合わせて形が変わります。
ここでは男性名詞・複数形 meubles に対応して quels meubles となっています。
- quel(男性単数)
- quels(男性複数)
- quelle(女性単数)
- quelles(女性複数)
また、il y a は「〜がある」という意味の表現です。y a-t-il と疑問文にすることで「〜はありますか」と物や設備の有無を尋ねることができます。
そして、exactement は「正確に」「具体的に」を表す副詞です。文末に置くことで、「大まかにではなく、具体的な内容を知りたい」というニュアンスを加えています。
まとめ
- Est-ce qu’il s’agit d’un appartement meublé ?
→ 家具付き物件かどうか確認する。 - tout le mobilier essentiel est déjà fourni.
→ 「すでに備え付けられている」という状態を受動態を用いて説明する。 - Quels meubles y a-t-il exactement ?
→家具付き物件の内容を具体的に確認する。





