#185 ソムリエにおすすめのワインを尋ねる時の表現|フランス語の食事フレーズ

ワインは種類が多く、産地や特徴も多種多様なため、レストランで注文する際に「どれを選べばいいのか分からない」と感じる人も多いと思います。
その場合は、ソムリエにおすすめのワインを相談してみましょう。どのようなワインが好みかを正しく伝えることで、適切なワインを提案してくれます。
今回は、ソムリエにおすすめのワインを尋ねる場面で役立つフランス語表現を、実際の会話の流れに沿って解説します。
会話例

Nous hésitons encore sur le choix du vin. Pourriez-vous nous conseiller quelque chose qui s’accorde bien avec le poisson ?
(ワイン選びで少し迷っています。魚料理に合うものをおすすめしていただけますか?)

Bien sûr. Préférez-vous un vin blanc sec ou quelque chose d’un peu plus fruité ?
(もちろんです。辛口の白ワインと、少しフルーティーなものではどちらがお好みですか?)

Plutôt sec, je pense. Et pas trop acide si possible.
(どちらかというと辛口がいいです。あと、できれば酸味が強すぎないものがいいです)

Dans ce cas, je vous suggère un Chablis. Il accompagnera très bien votre plat.
(それでしたら、シャブリをおすすめします。お料理によく合いますよ)

Merci. Pourriez-vous nous apporter une bouteille, s’il vous plaît ?
(ありがとうございます。ではボトルを1本お願いできますか?)

Avec plaisir. Je vous l’apporte tout de suite.
(かしこまりました。すぐにお持ちします)
1. ワイン選びで困っていることを伝える
レストランでソムリエに相談する際は、最初に「どのワインを頼めばいいか迷っている」ことを伝えます。
- Nous hésitons encore sur le choix du vin.
(ワイン選びで少し迷っています)
動詞 hésiter は「迷う」という意味で、相手にアドバイスを求める前置きとして便利です。
- Pourriez-vous nous conseiller quelque chose qui s’accorde bien avec le poisson ?
(魚料理に合うワインをおすすめしていただけますか?)
ここでのポイントは “s’accorder avec”(〜に合う) です。この表現はワイン・料理・音楽など、「相性の良さ」を表すときによく使われます。
- Est-ce que ce vin s’accorde avec les fruits de mer ?
(このワインはシーフードに合いますか?) - Quel vin s’accorde le mieux avec ce plat ?
(この料理にはどのワインが一番合いますか?)
2. 味の好みを具体的に伝える
ソムリエは、料理だけでなく相手の好みも考慮してワインを選びます。そのため、「辛口・甘口」「酸味」「軽さ」などを伝えると、より適切な提案を受けられます。
- Plutôt sec, je pense. Et pas trop acide si possible.
(どちらかというと辛口がいいです。あと、できれば酸味が強すぎないものがいいです)
plutôt を入れることで、「絶対ではないがそちらの方がいい」という語気を抑えた主張ができます。
さらに “si possible”(できれば)で条件を加えて、「主な希望+補足条件」の形で伝えると、希望のワインをわかりやすく説明できます。
- sec:辛口
- fruité:フルーティー
- léger:軽め
- doux:甘め
- corsé:しっかりした味
3. ソムリエの提案を受ける
好みのワインの方向性を説明したら、ソムリエからその条件にあったワインを提案されます。
- Je vous suggère un Chablis.
(シャブリをおすすめします)
suggérer は recommander と同様に「おすすめする」という意味の動詞ですが、こちらは「控えめに提案する」「専門家として提案する」というニュアンスになります。
- Il accompagnera très bien votre plat.
(お料理によく合います)
動詞 accompagner は、本来は「付き添う/一緒に行く」という意味ですが、ワインや料理の文脈では「相性が良い/味を引き立てる」という意味で使われます。
そして、accompagner の単純未来形である accompagnera を使うことで、「きっとよく合いますよ」という、断定を避けた控えめで丁寧な意味合いになります。
4. 注文を確定する
ソムリエからの提案に問題がなければ、注文を確定させます。
- Pourriez-vous nous apporter une bouteille ?
(ボトルを1本お願いできますか?)
“pourriez-vous ~”(〜していただけますか?)は丁寧な依頼表現です。apporter は「運ぶ/持ってくる」を表し、ここで注文の意味で使われています。
- Nous allons prendre celui-ci.
(こちらをいただきます) - Nous allons suivre votre recommandation.
(おすすめ通りにします)
celui-ci は「こちら=今話しているワイン」を指します。リストの中から選んだときや、ボトルを指差しながら言う場面で使えます。
また、suivre は「従う/その通りにする」という動詞で、ソムリエの提案を尊重する言い方となります。
まとめ
- Nous hésitons sur le choix du vin.
→ ワインについて相談したいことを伝える表現。 - S’accorder avec ~
→ 料理との相性を話すときの表現。 - Plutôt sec / fruité / léger / doux
→ ワインの好みを伝える語彙。 - Je vous suggère / Je vous recommande ~
→ ソムリエが提案する際によく使う表現。 - Nous allons suivre votre recommandation.
→ 提案を受け入れる言い方。




