レストランを予約する時の言い方|フランス語の予約フレーズ

旅行や出張でレストランを利用するとき、事前に予約を入れるのが一般的です。特に人気店や夕食時の混雑する時間帯には、予約が必須になる場合も多いです。
フランス語の日時・人数・名前を伝える定番の表現を覚えることで、レストランの予約をスムーズに行うことができます。
そこで今回は、レストランの予約の際によく使われるフランス語表現を解説します。
会話例

Bonjour, je voudrais réserver une table pour ce soir.
(ボンジュール, ジュ ヴドゥレ レゼルヴェ リュヌ ターブル プール ス ソワール)
こんにちは、今夜テーブルを予約したいのですが。

Pour combien de personnes ?
(プール コンビヤン ドゥ ペルソンヌ?)
何名様ですか?

Pour deux personnes, à 19 heures, s’il vous plaît.
(プール ドゥ ペルソンヌ, ア ディズヌフール, シル ヴ プレ)
2名で、19時にお願いします。

Très bien. À quel nom, s’il vous plaît ?
(トレ ビヤン. ア ケル ノン, シル ヴ プレ?)
かしこまりました。お名前をお願いします。

Au nom de Tanaka.
(オ ノン ドゥ タナカ)
田中の名前でお願いします。

Parfait, la réservation est confirmée.
(パルフェ, ラ レゼルヴァスィヨン エ コンフィルメ)
完了しました。ご予約を承りました。
会話のポイント解説
1. 予約を表す表現
フランス語で「予約する」は réserver という動詞を使います。レストランでは “réserver une table”(テーブルを予約する)という表現が一般的です。
- Je voudrais réserver une table.
(テーブルを予約したいのですが)
ここで使われる “je voudrais” は「〜したいのですが」という控えめで丁寧な言い方です。直訳すると「私は欲しいです」となりますが、依頼をやわらかく伝える定番表現です。
同じ意味で “j’aimerais réserver 〜” も使えます。こちらも「〜できればうれしいのですが」というニュアンスで丁寧です。
2. 人数を伝えるときの言い方
人数を伝えるときは「pour + 数字 + personnes」の形を使います。
- Pour deux personnes(二人で)
- Pour quatre personnes(四人で)
「一人で」の場合は “pour une personne” となります。フランス語では名詞 personne は常に女性名詞なので、「1」の場合は un ではなく une を使う点に注意しましょう。
3. 日時を伝えるときの表現
予約では「いつ、何時に」という情報が必要です。フランス語では「à + 時刻」で時間を表します。
- à 19 heures(19時に)
- à 20 heures 30(20時30分に)
フランスでは24時間制が一般的に使われるため、口語でも 19 heures(19時)のように言うことが多いです。
ただし、カジュアルな会話では “7 heures du soir”(夜7時)と言うこともあります。
4. 名前を伝える表現
予約では必ず名前を聞かれます。そのときに使うのが「au nom de + 名前」です。
- Au nom de Tanaka.(田中の名前で)
この言い方は電話予約でも対面でも定番です。基本的には姓だけ伝えれば十分です。
5. 予約確認のフレーズ
店側が予約を確認するときの表現はいくつかあります。
- Très bien.(かしこまりました)
- La réservation est confirmée.(予約が確認されました)
- C’est noté.(承知しました/メモしました)
どれも予約完了のサインとしてよく聞かれる言葉です。
まとめ
- réserver une table:「テーブルを予約する」の基本表現。
- je voudrais / j’aimerais:依頼を柔らかく伝える便利な言い方。
- pour deux personnes / pour une personne:人数の伝え方。
- à 19 heures / à midi / demain soir:時間や日付を指定する方法。
- au nom de Tanaka:予約の名前を伝える表現。
- Très bien / C’est noté / La réservation est confirmée:予約完了のときに使われるフレーズ。