#44 フランス語の「前置詞 + 不定詞」の構文|組み合わせルールまとめ
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フランス語では、「〜が好き」「〜したい」などの感情や意思を表すときに、ある動詞の後に活用しない動詞(不定詞)を続ける形をとることがあります。
これを「不定詞構文」と呼びます。この構文は、日常会話でも文章でも頻繁に使われ、フランス語の基本文型のひとつです。
今回は不定詞構文の作り方と意味、使い方のコツを具体的に解説していきます。
不定詞構文とは、感情・好み・意志などを表す動詞のあとに不定詞(=動詞の原形)を続ける文型です。
不定詞は「〜すること」や「〜するのが好き/したい」といった、行動や状態を名詞のように扱う働きがあります。これは英語の “like to do” や “want to do” に相当します。
このように、「読む」という動作を不定詞で表現し、それを「好き」という感情に結びつけています。
以下のような動詞は前置詞を挟まずに直接、不定詞(動詞の原形)を続けることができます。
不定詞は見た目は動詞ですが、文の中では名詞のような働きをします。
この文の主語は「私(je)」で、好きなのは「読むという行為」。lire は「読む」という動作を名詞的に表しています。英語の “I like to read.” や “I like reading.” に近い構造です。
不定詞構文では、文の主語が前後の動作の主体でもあることが基本です。
主語の il(彼)は、動詞の veut dormir(寝たい)と同じ動作主となります。
否定にしたいときは、不定詞はそのままで、主文の動詞(aimer, vouloirなど)を ne … pas で囲むだけでOKです。
不定詞は否定に巻き込まれません。「するかどうか」はあくまで主文の動詞(aimer, vouloirなど)の範疇だからです。