#277 機内で飲み物を追加で頼む|フランス語の旅行フレーズ

飛行機で移動中、コーヒーやジュースなどを追加でお願いすることも多いです。
客室乗務員に飲み物をお願いする場合、失礼にならないよう丁寧にお願いする表現を使うことが大切です。
そこで今回は、機内で飲み物を追加で頼む場面で使えるフランス語表現を、会話例とともに解説していきます。
会話例

Excusez-moi, est-ce que je pourrais avoir un autre café, s’il vous plaît ?
(すみません、コーヒーをもう一杯いただけますか?)

Bien sûr. Avec du sucre ou du lait ?
(もちろんです。砂糖やミルクはお付けしますか?)

Un peu de lait, s’il vous plaît.
(ミルクを少しお願いします)

D’accord, je vous apporte ça tout de suite.
(かしこまりました、すぐにお持ちします)

Merci beaucoup.
(ありがとうございます)
1. 飲み物を丁寧に頼む
追加の飲み物を頼む際は、条件法を用いて「〜をいただくことはできますか?」とすると、より丁寧な依頼になります。
- Est-ce que je pourrais avoir un autre café, s’il vous plaît ?
(コーヒーをもう一杯いただけますか?)
pourrais は動詞 pouvoir(〜できる)の条件法現在です。条件法を使うことで、「もし可能であれば」「差し支えなければ」という控えめで丁寧なニュアンスが加わります。
また、avoir はサービス場面では「もらう」「いただく」という意味になり、Est-ce que je pourrais avoir 〜?は「〜をいただけますか」「〜をお願いできますか」という丁寧な依頼表現として使われます。
そして、autre は「別の」「もう一つの」という意味で、追加注文の場面でよく使われる形容詞です。今回の文脈では、un autre café は「別のコーヒー」ではなく「もう一杯のコーヒー」という意味になります。
- Est-ce que je pourrais avoir un autre verre d’eau, s’il vous plaît ?
(お水をもう一杯いただけますか?) - Est-ce que je pourrais avoir encore un peu de jus d’orange ?
(オレンジジュースをもう少しいただけますか?) - Pourrais-je avoir un thé, s’il vous plaît ?
(紅茶をいただけますか?)
2. 追加で希望を伝える
飲み物を頼む場面では、客室乗務員から砂糖やミルクの有無を聞かれることがあります。
- Avec du sucre ou du lait ?
(砂糖やミルクはお付けしますか?)
前置詞 avec は、ここでは「〜と一緒に」「〜入りで」という意味で使われています。
また、du sucre と du lait の du は部分冠詞です。フランス語では、ミルクや砂糖のような不可算名詞は、du / de la / de l’ という部分冠詞を使って表します。
- du:男性単数
- de la:女性単数
- de l’:母音・無音の h で始まる単数名詞
- des:不特定の複数名詞
そして、客室乗務員の質問に対して、会話例では以下のように答えています。
- Un peu de lait, s’il vous plaît.
(ミルクを少しお願いします)
“un peu de + 名詞” は「少しの〜」という意味の表現です。un peu は「少し」を表し、英語の a little に相当します。
lait や sucre のように液体や粉、材料などを表す不可算名詞は、「1つ、2つ」という言い方ではなく、un peu de(少しの)のように「量」で表すのがポイントです。
- Un peu de sucre, s’il vous plaît.
(砂糖を少しお願いします) - Sans sucre, s’il vous plaît.
(砂糖なしでお願いします) - Avec du lait, s’il vous plaît.
(ミルク入りでお願いします)
3. 客室乗務員の返答を理解する
依頼をした後、客室乗務員からは「すぐにお持ちします」「少々お待ちください」といった返答が返ってくることがあります。
自分から話す表現だけでなく、相手の返答を理解できるようにしておくと、機内でのやり取りがスムーズになります。
- Je vous apporte ça tout de suite.
(すぐにお持ちします)
apporter は「持ってくる」「運んでくる」という意味の動詞で、飲み物・食事・書類などを相手のもとへ運ぶ場面でよく使われます。
また、ça は「それ」という意味の指示代名詞であり、ここでは前文で注文した飲み物を指しています。
そして、tout de suite は「すぐに」という意味の副詞句になります。
同じような意味で dans un instant(少ししたら)も使われますが、ニュアンスには少し違いがあります。
- Je vous apporte ça tout de suite.
(すぐにお持ちします)
→ その場ですぐに対応する。 - Je reviens dans un instant.
(少ししたら戻ります/少々お待ちください)
→ 少し時間を置いて対応する。
すぐに準備できる場面では tout de suite、少し待ってもらう場面では dans un instant を使うと自然な印象になります。
まとめ
- Est-ce que je pourrais avoir un autre café ?
→ 条件法を用いた丁寧な頼み方。 - Un peu de lait / Sans sucre
→ 追加で希望を伝える際のフレーズ。 - Je vous apporte ça tout de suite.
→ apporter(持ってくる)を用いた客室乗務員の返答。




