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#212 納期の延長をお願いする|フランス語のビジネスフレーズ

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Izumi

ビジネスの現場では、予期せぬトラブルや作業の遅れによって、納期の調整が必要になることがあります。

そのような場面では、相手に事情を丁寧に説明しながら、納品期限の延長をお願いすることが重要です。

ここでは、納期延長をお願いする際に使えるフランス語表現を詳しく解説します。

会話例

A
A

Merci de prendre le temps de me parler. J’aimerais discuter du délai de livraison concernant notre projet.
(お時間をいただきありがとうございます。今回のプロジェクトの納期についてご相談させていただきたいです)

B
B

Oui, bien sûr. Y a-t-il un problème particulier ?
(はい、もちろんです。何か問題がありましたか?)

A
A

Nous avons rencontré un léger retard en raison de difficultés techniques.
(技術的な問題により、少し遅れが発生しております)

B
B

Je vois. Quelle serait la nouvelle date de livraison ?
(なるほど。新しい納期はいつになりますか?)

A
A

Serait-il possible de repousser la livraison d’une semaine, jusqu’au 10 avril ?
(納期を1週間延ばして、4月10日までにしていただくことは可能でしょうか?)

B
B

D’accord, cela devrait être possible. Merci de nous avoir informés à l’avance.
(わかりました、対応は可能です。事前にご連絡いただきありがとうございます)

A
A

Je vous remercie pour votre compréhension.
(ご理解いただきありがとうございます)

1. 納期について相談する

納期の変更をお願いする際は、次のような丁寧な言い方で相談を切り出します。

例文
  • J’aimerais discuter du délai de livraison concernant notre projet.
    (今回のプロジェクトの納期についてご相談させていただきたいです)

“J’aimerais”(〜したいのですが) は動詞 aimer(好む/〜したい) の条件法現在形です。条件法を使うことで、控えめ・丁寧な希望を表すことができます。

そして discuter は “discuter de + 名詞”(〜について話し合う)の形で使われる動詞です。

関連表現
  • discuter du problème
    (問題について話し合う)
  • discuter du budget
    (予算について協議する)

また、“concernant notre projet”では、 動詞 concerner(関係する)の現在分詞concernant が使われています。

“concernant ~” は「〜に関して/〜について」という意味で、話題の対象を明確にする役割を持ちます。

2. 遅延の理由を簡潔に伝える

納期延長の依頼では、理由の説明が不可欠です。ただし、長々と説明する必要はなく、簡潔かつ要点を伝えることが重要です。

例文
  • Nous avons rencontré un léger retard en raison de difficultés techniques.
    (技術的な問題により、若干の遅れが発生しています)

“Nous avons rencontré …” は複合過去形(avoir + 過去分詞)で、すでに発生した状況を、現在に関係する問題として伝える際に使われます。

rencontrer は本来「出会う」という意味ですが、ビジネス文脈では「問題や困難に直面する」という意味でもよく使われます。そのためこの文は、「遅れが発生しました」という状況を、客観的に伝える表現となっています。

そして、“en raison de + 名詞” の形で、「なぜ遅れたのか」という原因を説明します。

ポイント
  • en raison de + 名詞
    (〜が原因で/〜の理由で)

例文では “difficultés techniques”(技術的な問題)と、difficulté(困難)の複数形
difficultés が使われています。

複数形にすることで「いくつかの問題」という意味になり、複数の要因によって遅れが生じたことを表現しています。

3. 新しい納期を提示する

納期延長の依頼で重要なのは、代替案を明確に示すことです。

例文
  • Serait-il possible de repousser la livraison d’une semaine, jusqu’au 10 avril ?
    (納期を1週間延ばして、4月10日までにすることは可能でしょうか?)

文頭の “Serait-il” は、動詞 être の条件法現在です。元の形は “Est-il possible de ~ ?” で、「~することは可能ですか?」という意味になります。

“possible de repousser” の部分では、「~すること」を表す“de + 不定詞” が使われています。フランス語では不定詞が「行為そのもの」を表すことがあり、“repousser la livraison” が「納品を延期すること」という一まとまりの内容になっています。

また、repousser はもともと「押し戻す」「後ろにずらす」という意味を持つ動詞です。そこから、予定や期限に対して使うと「延期する」「先送りにする」という意味になります。

関連表現
  • repousser une réunion
    (会議を延期する)
  • repousser une échéance
    (期限を延ばす)
  • repousser la livraison
    (納品を延期する)

ただし、repousser は文脈によって意味が変わる動詞なので、使い分けに注意が必要です。

日程や期限に対して使う場合は「延期する」という意味になりますが、人や提案などに対して使う場合は「拒む」「断る」という意味になることもあります。

まとめ

今回のフランス語フレーズ
  • J’aimerais discuter du délai de livraison.
    → 納期について相談を切り出す表現。
  • Nous avons rencontré un retard en raison de ~
    → 遅延の理由を簡潔に説明する言い方。
  • Serait-il possible de repousser la livraison jusqu’à ~ ?
    → 新しい納期を提示しながら延長を依頼する表現。
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