#56 フランス語の感嘆文|Quelle, Comme などの表現方法まとめ
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フランス語の動詞には「何を(誰を)」や「誰に」といった目的語が必要なものが多くあります。
その目的語を人称代名詞で置き換えるのが「補語人称代名詞」です。日本語では「彼に話す」「彼女を知っている」のように目的語が代名詞になる場面に相当します。
今回は補語人称代名詞の種類と使い方、正しい語順と注意点を詳しく解説していきます。
フランス語の文では、動詞の行為を受ける対象、つまり目的語(補語)を必要とする場合が多くあります。この目的語が「人」や「物」であるとき、繰り返しを避けて簡潔に言い換えるために用いられるのが「補語人称代名詞」です。
補語人称代名詞は、以下のように動詞の目的語(直接目的語・間接目的語)として使われる人称代名詞です。
Marie を「la」という代名詞に置き換えて表現します。また、文中では動詞の前に置かれるのが原則です。
補語人称代名詞には、置き換える目的語の種類に応じて2つのタイプの代名詞があります。
主に「〜を見る」「〜食べる」など、動詞のすぐ後に目的語を取るときに使います。
| 人称 | 単数 | 複数 |
|---|---|---|
| 1人称 | me(私を) | nous(私たちを) |
| 2人称 | te(君を) | vous(あなた/あなたたちを) |
| 3人称 | le(彼/それを)la(彼女/それを) | les(彼ら/彼女ら/それらを) |
多くの場合、「前置詞 à + 人」という形の目的語を代名詞で言い換えるときに使います。
| 人称 | 単数 | 複数 |
|---|---|---|
| 1人称 | me(私に) | nous(私たちに) |
| 2人称 | te(君に) | vous(あなたに/あなたたちに) |
| 3人称 | lui(彼に/彼女に) | leur(彼らに/彼女らに) |
フランス語では、動詞によって目的語の形が変わるため、「直接目的語」か「間接目的語」かを意識する必要があります。
動詞のすぐあとに名詞が来る場合、それは直接目的語です。
「前置詞 à + 人」で導かれる目的語は、間接目的語となります。
1人称と2人称の補語代名詞は、直接目的語にも間接目的語にも同じ形(me, te, nous, vous)を使います。
このように、動詞の意味によって「〜を」か「〜に」かが変わるため、文脈で判断します。
補語人称代名詞は、原則として活用された動詞の直前に置きます。
複合時制では助動詞の前に置きます。