#174 レンタカーの返却時間を変更する時の表現|フランス語の観光フレーズ

旅行中にレンタカーを利用していると、観光の予定が変わったり、渋滞に巻き込まれたりして、当初の返却時間に間に合わなくなることがあります。
その場合はレンタカー会社に連絡して、返却時間を変更できるかどうかを確認し、条件をすり合わせる必要があります。
ここでは、レンタカー会社に返却時間の変更を相談する際に使えるフランス語表現を、実際の会話の流れに沿って詳しく解説します。
会話例

J’ai une voiture de location et je voudrais modifier l’heure de retour d’aujourd’hui.
(レンタカーを利用しているのですが、本日の返却時間の変更をお願いしたいです)

Bien sûr. Quelle est votre nouvelle heure de retour ?
(かしこまりました。変更後の返却時間を教えていただけますか?)

Initialement, je devais la rendre à 18 heures. Est-ce que je pourrais la rendre vers 20 heures ?
(もともとは18時に返却予定でした。その時間を20時ごろに変更できますか?)

Oui, c’est possible, mais il y aura un léger supplément.
(はい、返却時間のご変更は可能ですが、少し追加料金がかかります)

D’accord. Pouvez-vous me dire combien cela coûtera en plus ?
(わかりました。追加料金はいくらになりますか?)

Cela fera environ 15 euros supplémentaires.
(約15ユーロになります)

Merci pour l’information. Je confirme le changement.
(わかりました。その内容で変更をお願いします)
1. 返却時間の変更を相談する
レンタカー会社に連絡する場合、次のようにして返却時間の変更をお願いします。
- J’aimerais modifier l’heure de retour.
(本日の返却時間の変更をお願いしたいです)
この文のポイントは modifier(変更する)という動詞です。内容や時間、条件の変更など、幅広い場面で使えます。
また、“J’aimerais 〜”は「〜したいのですが」という丁寧な言い方なので、電話・カウンターどちらでも安心して使えます。
2. 元の返却時間を説明する
次に、当初設定されていた返却時間を伝えます。
- Initialement, je devais la rendre à 18 heures.
(もともとは18時に返却予定でした)
initialement は「当初は/もともとは」という意味で、変更前の返却時間である点を示します。
“je devais la rendre” では、動詞 devoir の半過去形 devais が使われています。 devoir は、義務(〜しなければならない)と予定(〜することになっている)の両方を表せる動詞で、半過去形にすることで「過去の予定・義務」を表します。
- je dois la rendre → 今まさに返さなければならない
- je devais la rendre → その時点では返す予定だった
直説法半過去は、過去の状況や背景を説明するときに使われる時制です。つまり、18時に返却するという「もう過去になった予定・状況」を表すために、半過去形 devais が使われている点がポイントです。
3. 新しい希望時間を提示する
もともとの返却時間を伝えた後は、本題である変更後の返却時間を提示します。
- Est-ce que je pourrais la rendre vers 20 heures ?
(20時ごろに返却できますか?)
変更後の返却時間については、おおよその目安時間を示す vers を使い、 “vers 20 heures”(20時ごろ)と表します。
また “est-ce que je pourrais〜?” は、「〜してもよいですか?」という丁寧な依頼表現で、相談・提案の場面に最適です。
- Est-ce que je pourrais la rendre un peu plus tôt ?
(少し早めに返却できますか?)
4. 追加料金について確認する
時間変更には追加料金がかかるケースもあるため、金額を事前に確認しておくことが大切です。
- C’est possible, mais il y aura un léger supplément.
(返却時間のご変更は可能ですが、少し追加料金がかかります)
supplément は「追加料金/ 上乗せ料金」という意味です。「軽い/僅かな」を表す形容詞 léger を追加することで、「ほんの少しですが…」という配慮のニュアンスを示します。
それを受けて、自分から金額を聞く場合は次の表現を使います。
- Pouvez-vous me dire combien cela coûtera en plus ?
(追加料金はいくらになりますか?)
“combien cela coûtera” は「いくらになりますか?」という意味です。“en plus”(追加で) を入れることで、追加料金である点を強調できます。
まとめ
- J’aimerais modifier l’heure de retour.
→ 返却時間の変更をお願いする際の表現。 - Initialement, je devais la rendre à ~ heures.
→ 元の返却予定時間を説明するフレーズ。 - Est-ce que je pourrais la rendre vers ~ heures ?
→ 新しい返却時間を提案する言い方。 - Il y aura un supplément / combien cela coûtera en plus ?
→ 追加料金について確認する際の表現。




