同僚に相談する時の表現|フランス語の会話フレーズ

職場では、仕事の進め方やアイデアについて同僚に相談する場面がよくあります。
フランス語で「ちょっと相談してもいいですか?」「どう思いますか?」と自然に伝えられると、コミュニケーションがスムーズになります。
今回は、同僚に相談するときに役立つフレーズと文法のポイントを解説します。
会話例

Salut, tu as un moment ? J’aimerais te parler d’un projet.
(サリュ, テュ ア アン モマン? ジェムレ トゥ パルレ ダン プロジェ)
ねえ、少し時間ある? プロジェクトについて相談したいんだ。

Oui, bien sûr. De quoi s’agit-il ?
(ウィ, ビヤン スュール. ドゥ クワ サジティル?)
うん、もちろん。何について?

J’ai des difficultés avec la présentation. Tu peux me donner ton avis ?
(ジェ デ ディフィキュルテ アヴェック ラ プレザンタスィオン. テュ プ ム ドネ トン ナヴィ?)
プレゼンで困っていて…意見を聞かせてもらえる?

Pas de problème. Montre-moi ce que tu as préparé.
(パ ドゥ プロブレム. モントル モワ ス ク テュ ア プレパレ)
大丈夫だよ。準備したものを見せて。
会話のポイント解説
1. 「少し時間ある?」の言い方
まず、相談を切り出すときに便利なのが “Tu as un moment ?” です。
- Tu as un moment ?
(少し時間ある?)
この表現はカジュアルで、親しい同僚に使うのが自然です。
もう少し丁寧に言いたいときには、“Est-ce que vous avez un moment ?” を使いましょう。
- Est-ce que vous avez un moment ?
(少しお時間をいただけますか?)
フランス語では、tu は親しい相手や同僚に、vous はフォーマルな場面や目上の人に使います。場面や相手との関係によって tu / vous と主語を切り替えるのが大切です。
2. 相談を持ちかける表現
相談を始めるときは、「〜について話したいことがある」と最初に相談内容を伝えます。
- J’aimerais te parler d’un projet.
(あるプロジェクトについて相談したいんだ)
“J’aimerais 〜” は「私は〜したいのですが」という控えめな表現で、相手に配慮を示す丁寧な言い方です。
また、助けを求めたいときは、以下のように表します。
- J’ai besoin de ton aide.
(君の助けが必要なんだ)
“avoir besoin de 〜” は「〜が必要だ」という便利な構文で、日常生活の多くの場面で使われます。
3. 意見を尋ねる表現
相談のポイントは、相手の意見を聞くことです。よく使う表現は次の通りです。
- Tu peux me donner ton avis ?
(意見を聞かせてもらえる?) - Qu’est-ce que tu en penses ?
(どう思う?)
ここでの avis は「意見」という意味。“donner son avis” で「自分の意見を言う」となります。
もっと丁寧に言うなら:
- Pourriez-vous me donner votre avis ?
(ご意見をいただけますか?)
動詞 pouvoir(〜できる) の条件法現在・2人称複数形 pourriez を使うことで、柔らかく丁寧な響きになります。
4. 相手の返答でよく使われる表現
同僚が相談に応じるときには、次のような表現がよく使われます。
- Bien sûr.(もちろん)
- Pas de problème.(問題ないよ)
- Montre-moi ce que tu as préparé.(準備したものを見せて)
“Montre-moi 〜”(〜を見せて)は、日常的に使える便利な依頼表現です。
まとめ
- Tu as un moment ? / Est-ce que vous avez un moment ?:時間があるか尋ねる。
- J’aimerais te parler de 〜:控えめに相談を切り出す。
- J’ai besoin de ton aide.:助けを求めるときの定番。
- Tu peux me donner ton avis ? / Qu’est-ce que tu en penses ?:意見を聞くフレーズ。
- 返答表現:Bien sûr. / Pas de problème. / Montre-moi 〜 で自然なやりとりに。