#294 商談後にお礼を伝える|フランス語のビジネスフレーズ

商談や打ち合わせを行った後は、相手に感謝の気持ちを伝えることが大切です。
商談の内容そのものだけでなく、時間を割いて話し合いの機会を作ってくれたことに対してお礼を伝えることで、良好なビジネス関係を築きやすくなります。
そこで今回は、商談後にお礼を伝える場面で役立つフランス語表現を、会話例の流れに沿って解説していきます。
会話例

Merci beaucoup pour votre temps aujourd’hui.
(本日はお時間をいただき、誠にありがとうございました)

Je vous en prie. Ce fut un plaisir d’échanger avec vous.
(どういたしまして。お話しできて光栄でした)

Cette discussion a été très enrichissante.
(今回の話し合いは非常に有意義でした)

Nous sommes également ravis de cette rencontre.
(こちらも今回の面談を嬉しく思っています)

J’espère que nous aurons l’occasion de collaborer prochainement.
(近いうちにご一緒できる機会があることを願っています)

Avec plaisir.
(はい、ぜひ)
1. 時間を作ってくれたことに感謝する
商談後は、まず相手が時間を割いてくれたことに対して感謝を伝えましょう。
- Merci beaucoup pour votre temps aujourd’hui.
(本日はお時間をいただき、誠にありがとうございました)
merci beaucoup は「どうもありがとうございます」という定番表現です。merci だけでも感謝は伝わりますが、beaucoup を加えることで感謝の気持ちをより丁寧に表せます。
ここで使われている pour は、感謝の対象や理由を示す前置詞です。merci pour ~ で「〜をありがとう」「〜に感謝します」という形になります。
- Merci pour votre aide.
(ご協力ありがとうございます) - Merci pour votre réponse.
(ご返信ありがとうございます)
そして votre は「あなたの」「あなた方の」を示す所有形容詞です。ビジネスシーンでは相手に対して敬称の vous を使うため、それに対応する所有形容詞も votre になります。
また、temps は「時間」を表す名詞で、pour votre temps とすることで、相手が自分のために時間を割いてくれたことへの感謝を表せます。
2. 商談の感想を伝える
商談が実りあるものだったと伝えると、相手との話し合いを前向きに受け止めていることを示せます。
- Cette discussion a été très enrichissante.
(今回の話し合いは非常に有意義でした)
cette discussion は「今回の話し合い」を表す表現です。discussion(話し合い/議論)は女性名詞なので、「この」を表す指示形容詞 ce も女性形の cette になります。
a été は助動詞 avoir の直説法現在 a と、動詞 être の過去分詞 été を組み合わせた複合過去形です。ここでは「〜でした」と、すでに終わった商談について述べています。
enrichissant は「実りある」「有益な」という意味の形容詞です。ここでは discussion が女性名詞のため、女性形の enrichissante になっています。
さらに、「とても」「非常に」を表す副詞 très を用いて形容詞 enrichissante を強調することで、商談から多くの学びや収穫があったことを丁寧かつ前向きに伝えられます。
- Cette réunion a été très productive.
(今回の会議は非常に生産的でした) - J’ai beaucoup apprécié nos échanges.
(今回の意見交換を大変有意義に感じました) - Nos échanges ont été très utiles.
(今回の意見交換は非常に有益でした)
3. 今後への期待を伝える
今後も関係を続けたい場合は、その意思を丁寧に伝えることが重要です。
- J’espère que nous aurons l’occasion de collaborer prochainement.
(近いうちにご一緒できる機会があることを願っています)
j’espère que は、動詞 espérer(望む/期待する)の直説法現在形 espère を用いた表現です。「〜であることを願っています」という意味を表し、相手との今後の関係や協力への期待を丁寧に伝える際によく使われます。
また、avoir l’occasion de ~ は「〜する機会がある」という表現です。例文では動詞 avoirの単純未来形 aurons を用いて、将来の可能性や展望を表現しています。
そして collaborer は「協力する」「共同で仕事をする」という意味の動詞です。ビジネスでは、単に一緒に作業するというよりも、互いに役割を持って協力するニュアンスがあります。
最後の prochainement は「近いうちに」「近日中に」という副詞です。具体的な日付を示さず、前向きな期待を伝えることができます。
- J’espère que nous pourrons travailler ensemble prochainement.
(近いうちに一緒に仕事ができればと思います) - Nous serions ravis de collaborer avec vous.
(御社と協力できれば大変うれしく思います) - J’espère que cette discussion ouvrira la voie à une future collaboration.
(今回の話し合いが今後の協力につながることを願っています)
まとめ
- Merci beaucoup pour votre temps aujourd’hui.
→ 時間を作ってくれたことへの感謝を伝える。 - Cette discussion a été très enrichissante.
→ très enrichissante で商談が有意義だったことを示す。 - J’espère que nous aurons l’occasion de collaborer prochainement.
→ J’espère que 〜 で今後への期待を伝える。




