【フランス語文法#56】感嘆文の表現
Izumi フランス語の庭
フランス語で「どの本?」「何の色?」「どの人?」など、名詞を問いかけるときに使うのが疑問形容詞です。
疑問形容詞は名詞とセットで使われ、情報を尋ねる文に頻出します。
このレッスンでは、疑問形容詞の形、使い方、性数の一致のルールなどを整理しながら解説します。
疑問形容詞は名詞の前に置かれ、「どの〜?」「何の〜?」という疑問を表す形容詞です。英語で言う which や what にあたります。
そして疑問形容詞には以下の4つの形があります。
形 | 性・数 | 使い方の例 |
---|---|---|
quel | 男性単数 | Quel jour est-ce ?(今日は何曜日?) |
quelle | 女性単数 | Quelle couleur préfères-tu ?(君は何色が好き?) |
quels | 男性複数 | Quels films as-tu vus ?(どの映画を観たの?) |
quelles | 女性複数 | Quelles langues parles-tu ?(どの言語を話しますか?) |
ここで重要なのは、疑問形容詞そのものが性・数を持ち、それに対応する名詞と必ず一致するということです。
形容詞という名前のとおり名詞を修飾する語なので、名詞との関係を常に意識しましょう。
疑問形容詞は単独では使われず、常に「疑問形容詞+名詞」という形で名詞とセットで使われます。
疑問形容詞を使った文は、いくつかのパターンに分けられます。いずれも「疑問形容詞+名詞」が基本構造です。
“regardes-tu”のように、動詞と主語が倒置されています。
疑問形容詞 Quelle + 名詞のあとに、「est-ce que+主語+動詞」が続きます。
疑問形容詞を使った「何時ですか?」は、日常会話で頻出の表現です。