会話フレーズ
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#195 資料作成の進捗を伝える時の表現|フランス語のビジネスフレーズ

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Izumi

ビジネスの場では、資料の準備や進捗に関するやり取りがよく行われます。

資料の作成状況の確認や共有をスムーズに行うためには、正確で丁寧なフランス語表現が求められます。

今回は、そのような資料の準備に関するやり取りで役立つフランス語表現を解説していきます。

会話例

B
B

Où en êtes-vous avec la préparation de la présentation ?
(プレゼン資料の準備はどこまで進んでいますか?)

A
A

J’ai déjà finalisé les diapositives principales, mais il me reste à vérifier les données.
(主要なスライドはすでに完成していますが、データの確認が残っています)

B
B

D’accord. Pensez-vous pouvoir tout terminer d’ici demain ?
(分かりました。明日までにすべて仕上げられそうですか?)

A
A

Oui, cela devrait être prêt dans l’après-midi.
(はい、午後には完成する予定です)

B
B

Très bien. Pourriez-vous me les envoyer pour relecture avant la réunion ?
承知しました。会議前に確認のため送っていただけますか?

A
A

Bien sûr, je vous les transmettrai dès qu’elles seront prêtes.
(もちろんです。準備ができ次第お送りします)

1. 作業の進捗を確認する

資料の進捗に関するやり取りでは、まず現在の進行状況の確認を行います。

例文
  • Où en êtes-vous avec la préparation de la présentation ?
    (プレゼン資料の準備はどこまで進んでいますか?)

“Où en êtes-vous ?” は「今どの段階ですか?」を意味し、「être + en + 名詞」で「〜の段階にいる」という表現を作ります。

“Où en êtes-vous ?” は直訳すると「あなたは“それについて”(en)どこにいますか?」ですが、実際は “être en”(〜の途中/〜の段階にいる)と où(どの地点/どの段階)を組み合わせて、進捗の地点をたずねる表現になっています。

そして、「avec + 名詞」で「何についての進捗か」を明示します。

“Où en êtes-vous avec +(作業/案件)”で、「〜はどこまで進んでいますか?」という意味になります。

関連表現
  • avec le dossier(案件./資料)
  • avec le rapport(レポート)
  • avec la mise à jour(更新作業)
  • avec la préparation(準備)

2. 完了部分と残りの作業を伝える

進捗を説明する際は、完成した部分と未完了の部分を分けて伝えると、相手が状況を把握しやすくなります。

例文
  • J’ai déjà finalisé les diapositives principales.
    (主要なスライドはすでに完成しています)

「avoir(現在形)+ déjà + 過去分詞」という複合過去形を用いて、「すでに〜した(完了した)」という事実を表します。

一般的に déjà(すでに)は、助動詞(avoir/être)と過去分詞の間に置きます。ただし、強調したいときは文頭に出すこともできます(やや口語寄り)。

関連表現
  • Nous avons déjà envoyé le fichier.
    (ファイルはすでに送付いたしました。)
  • Déjà, j’ai finalisé la structure.
    (まず、構成は仕上げました)

続いて、未完了の作業を以下のように伝えます。

例文
  • Il me reste à vérifier les données.
    (データの確認が残っています)

「Il me reste à + 不定詞」で「私には〜することが残っている」=「まだ〜が必要」という意味になります。

me は「私に」を指す間接目的語、reste は「残っている」を意味する動詞 rester の活用形です。「à + 不定詞」で「これからやること(未完了タスク)」を指します。

つまり、「私に残っているのは〜することです」という意味合いになります。

3. 完成予定を確認する

スケジュール通りに進めるためには、資料がいつ完成するのかチームや関係者と共有することが重要です。

例文
  • Pensez-vous pouvoir tout terminer d’ici demain ?
    (明日までにすべて仕上げられそうですか?)

「Pensez-vous pouvoir + 動詞」で、「〜できると思いますか?」という丁寧な見込み確認表現となります。

“Pensez-vous… ?”(〜と思いますか?)と 「pouvoir + 不定詞」(〜できる)を組み合わせた、相手の状況・判断を尊重しつつ、実現可能性を確認する言い方になります。

そして「d’ici + 期限」で「〜までに」という意味になります。「〜の間に」ではなく、「その時点を締切として」確認するイメージです。

関連表現
  • d’ici demain(明日までに)
  • d’ici lundi(月曜までに)
  • d’ici la fin de la journée(今日中に)
  • d’ici la semaine prochaine(来週までに)

また、似た意味を持つ avant(〜の前に)とは、以下のようなニュアンスの違いがあります。

ポイント
  • avant demain:明日より前に
    → 「明日が始まる前まで」を表し、実質的に「今日中に」というニュアンス
  • d’ici demain:明日までに
    → 「明日」を含む期限を示す(提出物などで多い)

ビジネスの進捗確認で「締切」を表す場合は、“d’ici 〜” を使う方が自然です。

4. いつまでに完成するか伝える

資料がいつ頃完成するのかを尋ねられた場合は、次のように説明します。

例文
  • Cela devrait être prêt dans l’après-midi.
    (午後には完成する予定です)

主語の Cela は中性指示代名詞で、文脈上の「資料や準備全体」をまとめて指します。“être prêt” は「準備ができた状態」を表す表現で、ここでは「資料が完成している状態」を意味します。

そして devrait は動詞 devoir の条件法現在・3人称単数形です。この文では「義務(〜すべきだ)」ではなく、「〜するはずだ」「〜の見込みだ」といった推量や控えめな断定を表す用法で使われています。

5. 資料を共有する

資料が完成した後は、チーム内で共有して内容を確認します。

例文
  • Pourriez-vous me les envoyer pour relecture ?
    (確認のため送っていただけますか?)

“Pourriez-vous” は pouvoir(できる) の条件法現在です。直訳は「〜していただくことは可能でしょうか?」で、命令や強要を避けた、ビジネス向きの依頼になります。

「pour + 名詞」で「〜のために」という目的を表します。relecture は「見直し/チェック」という意味で、ビジネス文書やプレゼン準備に欠かせない語彙です。

例文
  • Je vous les transmettrai dès qu’elles seront prêtes.
    (準備ができ次第お送りします)

transmettrai は transmettre(送付する)の単純未来形です。単純未来形を使うことで、「あとで送ります」というニュアンスを示せます。

また、「送付」を表す動詞はいくつかあり、用途によって以下のように使い分けます。

ポイント
  • envoyer:一般的な「送る」
  • transmettre:資料・情報を回す(ビジネス寄り)
  • faire suivre:転送する(メール転送など)

まとめ

今回のフランス語フレーズ
  • Où en êtes-vous avec la préparation ?
    → 進捗状況を確認する表現。
  • J’ai finalisé… / Il me reste à…
    → 完了部分と残りの作業を伝える言い方。
  • D’ici demain / Cela devrait être prêt…
    → 完成予定時期を確認・説明する表現。
  • Pourriez-vous me les envoyer pour relecture ?
    → 資料の確認・共有を依頼するフレーズ。
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