#173 観光地で荷物を一時預かりしてもらう時の表現|フランス語の観光フレーズ

観光中、スーツケースや大きなリュックを持ったまま移動するのは大変です。美術館や観光案内所、観光地の受付などでは、荷物を一時的に預かってもらえることがあります。
一時預かりをお願いする場合、どの荷物を、どのくらいの時間預けたいのかを、フランス語で落ち着いて説明する必要があります。
ここでは、実際のやり取りの流れに沿って、荷物の一時預かりをお願いする際に役立つフランス語表現を解説します。
会話例

Est-ce qu’il serait possible de laisser un bagage ici pendant un moment ?
(しばらくの間こちらで荷物を預かっていただくことは可能でしょうか?)

Cela dépend, de quel type de bagage s’agit-il ?
(場合によりますが、どのようなお荷物でしょうか?)

C’est une valise de taille moyenne. Je voudrais la récupérer en fin d’après-midi.
(中くらいのスーツケースです。夕方には受け取りたいと思っています)

D’accord. Nous pouvons la garder jusqu’à 18 heures.
(わかりました。18時までお預かりできます)

Très bien. Y a-t-il des frais pour ce service ?
(ありがとうございます。荷物の預かりは有料でしょうか?)

Oui, c’est cinq euros par bagage.
(はい、荷物1点につき5ユーロです)

Cela me convient. Merci beaucoup pour votre aide.
(それで大丈夫です。ご対応ありがとうございます)
1. 預かりは可能かを確認する
荷物を預けたい場合、観光案内所や施設によっては対応不可なケースもあるので、最初に一時預かりは可能かどうか確認します。
- Est-ce qu’il serait possible de laisser un bagage ici pendant un moment ?
(しばらくの間こちらで荷物を預かっていただくことは可能でしょうか?)
この文で使われている “il serait possible de ~” は、「〜することは可能でしょうか」という依頼表現です。非常にフォーマルな聞き方なの、公共の場でのやり取りにも向いています。
- Pourrais-je laisser mes affaires ici temporairement ?
(こちらで一時的に荷物を置かせてもらうことはできますか?)
2. 荷物の種類や大きさを説明する
預かりが可能かどうかは、荷物の種類やサイズによって判断されることも多いです。そのため、荷物の種類や大きさについて聞かれたら、次のように説明します。
- C’est une valise de taille moyenne.
(中くらいのサイズのスーツケースです)
ここでは名詞 valise(スーツケース)の大きさを、“de taille moyenne”(中くらいのサイズ)を用いて補足説明しています。
- un petit sac(小さなバッグ)
- un grand bagage(大きな荷物)
3. 受け取り予定の時間を伝える
荷物を預ける際には、何時ごろ戻ってくるかをあらかじめ伝えておくと、施設側も対応しやすくなります。
- Je voudrais la récupérer en fin d’après-midi.
(夕方には受け取りたいと思っています)
“en fin de〜”は「〜の終わりに」を表すフレーズで、“en fin d’après-midi” で「夕方ごろ」という意味になります。正確な時刻がまだ決まっていない場合に便利な言い回しです。
- dans deux heures(2時間後に)
- avant la fermeture(閉館前に)
4. 預かり時間や条件を確認する
施設側は、次のように預かり可能な時間帯を説明します。
- Nous pouvons la garder jusqu’à 18 heures.
(18時までお預かりできます)
“jusqu’à ~” は「〜まで」を表す重要な前置詞です。時間や期限を確認する場面で頻繁に登場します。
また、不安な場合は次のように再確認しましょう。
- Donc, je dois revenir avant 18 heures, c’est bien ça ?
(では、18時までに戻ればいいのですね?)
“c’est bien ça ?” は「それで合っていますか?/そういう理解でいいですか?」という意味の表現です。相手の説明を受けて「念のため確認したい」という場面でよく使われます。
5. 料金を確認する
荷物の一時預かりは、無料のこともあれば有料のこともあります。観光地や公共施設では「有料+時間制限あり」が多いため、預ける前に料金と条件を確認しましょう。
- Y a-t-il des frais pour ce service ?
(荷物の預かりは有料でしょうか)
より簡潔な言い方として “C’est payant ?”(有料ですか?)も使えます。ただ、若干ストレートな言い方なので、公共施設では “Y a-t-il des frais…” と尋ねるのがおすすめです。
- Oui, c’est cinq euros par bagage.
(はい、荷物1点につき5ユーロです)
“par bagage” は「荷物1つあたり」という意味です。“par + 名詞” という形で、料金説明の際に頻出する表現です。
- par heure(1時間あたり)
- par jour(1日あたり)
- par personne(1人あたり)
まとめ
- Est-ce qu’il serait possible de laisser un bagage ici… ?
→ 荷物の一時預かりは可能かを確認する表現。 - C’est une valise de taille moyenne.
→ 荷物の種類や大きさを伝える言い方。 - Je voudrais la récupérer en fin d’après-midi.
→ 受け取り予定の時間を伝える表現。 - Nous pouvons la garder jusqu’à ~.
→ 預かり可能な期限を示すフレーズ。 - Y a-t-il des frais pour ce service ? / Cela me convient.
→ 料金を確認し、条件に同意する際の表現。




