#172 観光ツアーをキャンセルする時の表現|フランス語の観光フレーズ

旅行中、体調不良や予定変更などの理由で、予約していた観光ツアーをキャンセルしなければならない場面があります。
そのような場面では、フランス語で理由を簡潔に伝え、キャンセルの可否や条件を確認する必要があります。
ここでは、会話例をもとに、観光ツアーをキャンセルする際に役立つフランス語表現を解説します。
会話例

Bonjour. Je vous appelle au sujet d’une réservation que j’ai faite pour la visite guidée d’après-demain.
(こんにちは。明後日のガイド付きツアーの予約についてお電話を差し上げました)

Oui, je vous écoute.
(はい、どうされましたか?)

Malheureusement, je dois annuler ma participation au tour.
(申し訳ありませんが、ツアーへの参加をキャンセルさせてください)

D’accord. Puis-je vous demander la raison de l’annulation ?
(わかりました。差し支えなければ、キャンセルの理由を伺ってもよろしいですか?)

J’ai de la fièvre depuis hier et je dois me reposer pendant quelque temps.
(昨日から熱があり、しばらく安静にしなければいけません)

Je comprends. Selon nos conditions, l’annulation est possible sans frais jusqu’à 24 heures à l’avance.
(承知しました。規定では、24時間前までなら無料でキャンセル可能です)

Est-ce que le remboursement se fera automatiquement ?
(返金は自動的に行われますか?)

Oui, le montant sera recrédité sur votre carte dans quelques jours.
(はい、数日以内にカードへ返金されます)

Je vois. Je vous remercie pour votre aide.
(わかりました。ご対応いただきありがとうございます)
1. キャンセルの連絡を入れる
キャンセルの連絡をする際は、まずは予約に関する用件であることを伝えます。
- Je vous appelle au sujet d’une réservation que j’ai faite pour la visite guidée d’après-demain.
(明日のガイド付きツアーの予約についてお電話を差し上げました)
“au sujet de ~” は「〜について」という意味で、電話やカウンターでの問い合わせでよく使われる表現です。
“au sujet d’une réservation”(予約について)と、要件を最初に伝えることで、相手側も「予約内容の確認・キャンセル対応」といった準備をすぐに始められます。
- J’appelle concernant ma réservation.
(予約の件でお電話しています)
2. キャンセルの意思を伝える
キャンセルの連絡をする際は、曖昧な言い方を避けつつ、丁寧に伝えることが大切です。
- Malheureusement, Je dois annuler ma participation au tour.
(申し訳ありませんが、ツアーへの参加をキャンセルさせてください)
ここで使われている devoir(〜しなければならない) は「やむを得ない事情がある」というニュアンスを含みます。
また、冒頭で “Malheureusement,”(申し訳ありませんが〜)と、配慮を示す一言を添えると、表現がより柔らかくなります
3. キャンセルの理由を説明する
観光ツアーをキャンセルする際、理由を聞かれることがあります。その場合、無理に詳細まで説明する必要はありませんが、相手が納得しやすい表現を選ぶのがポイントです。
- J’ai de la fièvre depuis hier et je dois me reposer pendant quelque temps.
(昨日から熱があり、しばらく安静にしなければいけません)
“j’ai de la fièvre” は「熱があります」という、症状を簡潔に伝える表現です。“depuis hier”(昨日から)を補足することで、 一時的ではなく、継続的な体調不良であることを示します。
そして “je dois me reposer” で「安静にしなければなりません」という意味になり自分の判断というより、状況的に必要であるという点を伝えます。
4. キャンセル条件と返金について確認する
観光ツアーをキャンセルする際に確認したいのが、「キャンセル料が発生するか」「返金はどうなるか」という点です。この部分を曖昧なままにしてしまうと、後からトラブルになる可能性もあります。
- Selon nos conditions, l’annulation est possible sans frais jusqu’à 24 heures à l’avance.
(規定では、24時間前までなら無料でキャンセル可能です)
“sans frais”(追加料金なし)はキャンセル条件の説明では頻出の表現なので、聞き取れるようにしておくと安心です。
また、自分から確認したい場合は次のように聞きます。
- Est-ce que l’annulation entraîne des frais ?
(キャンセル料はかかりますか?)
entraîner は「引き起こす」という動詞で、ここでは「キャンセルすると料金が発生しますか?」という意味で使われています、
そしてツアー料金の返金手続きが行われる場合、次のように説明されます。
- Le montant sera recrédité sur votre carte dans quelques jours.
(数日以内に、カードへ返金されます)
recrédité は「払い戻される」、“dans quelques jours”で「数日以内」という意味になります。
このように、キャンセル時はキャンセル料の有無 → 返金方法とその時期を順に確認することで、必要な情報を過不足なく押さえることができます。
まとめ
- Je vous appelle au sujet de ma réservation.
→ 予約についての連絡であることを最初に伝える表現。 - Je dois annuler ma participation.
→ キャンセルの意思をはっきり、丁寧に示す表現。 - J’ai de la fièvre depuis hier. / “je dois me reposer.
→ キャンセルの理由を説明するフレーズ。 - Est-ce que l’annulation entraîne des frais ?
→ キャンセル料の有無を確認する質問。




