文法

#34 フランス語の強調構文| C’est ~ que / qui のルールと表現方法まとめ

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Izumi
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フランス語では、話し手が文中の「ある要素」を際立たせたいときに使う特別な構文があります。それが「C’est ~ que / qui ~」という強調構文です。

この構文を使うと、主語、目的語、時間、場所などを文の中で特に目立たせることができます。

英語の「It is ~ that …」に近い構造ですが、フランス語ではもっと自然で頻繁に使われます。

今回はフランス語の強調構文の仕組み、使い方のパターン、ニュアンスの違いを解説していきます。

1. 強調構文の基本

1-1. 強調構文とは?

強調構文とは、文の中の一部分を目立たせたいときに使う構文です。

たとえば「誰が行ったのか」「何をしたのか」「いつ?どこで?」といった情報のうち、特に重要な部分に焦点を当てたいときに使います。

強調構文の基本形
  • C’est + [強調したい部分] + que / qui + [残りの文]

この構文はもともとの文を分解し、“C’est ~ que / qui ~“という形で組み直すことで、「話しているのは〜なんだ」というように特定の情報を強調できます。

1-2. qui と que の違い

強調構文 “C’est ~ que / qui ~“ では、「qui / que」の2種類の接続詞を使い分ける必要があります。

接続詞強調される要素文中での役割
qui主語強調される語が主語(=動作をする人・物)である場合
que目的語・時・場所 など主語以外の語を強調したい場合(=目的語、副詞句など)
que /qui を見分けるポイント
  • qui の後には「動詞」が直接来ます(主語を強調しているため)
  • que の後には「主語+動詞」が来ます(目的語を強調しているため)

2. 構文を作るコツ

ポイント
  1. 土台となる文を作る:
    例:Je vois Paul.(私はポールを見る)
  2. 強調したい部分を選ぶ:
    この例では Paul(目的語)を強調したい
  3. C’est ~ que を使って組み立て直す
    → C’est Paul que je vois.

このように、主語を変えずに一部だけを前に出し、“C’est ~ que / qui ~” の形にするだけで、情報の焦点を自然に移すことができます。

3. 否定文・疑問文にも応用可能

強調構文は肯定文だけでなく、否定文や疑問文でも使うことができます。

例文
  • Ce n’est pas Paul que j’ai vu.
    (私が見たのはポールではない)
  • Est-ce que c’est aujourd’hui que tu pars ?
    (君が出発するのは今日なの?)

4. まとめ

今回の文法ポイント
  • フランス語の強調構文(C’est ~ que / qui ~)は、主語・目的語・時間・場所など、文の一部を目立たせたいときに使う。
  • 主語を強調する場合は qui、その他(目的語・副詞句・前置詞句)は que を使う。
  • qui の後には動詞、que の後には主語+動詞が続くという語順の違いに注意。
  • 否定文・疑問文にも対応可能で、フランス語らしい表現の幅を広げる重要な構文である。

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